【こだわり】スタッフバイク 間野友輔のCOLNAGO MASTER X LIGHT
by: 間野 友輔

渋谷本館スタッフ間野が街乗りや通勤で使用しているバイクをご紹介いたします。

COLNAGO 2011 MASTER X LIGHT
サイズ540㎜(トップチューブ長 545mm)
クロモリ オリジナルチュービング
写真の完成車重量 約9.3kg

昨年まで、10年以上前に友人から譲り受けた国産クロモリロードに乗っていたのですが、もう一台のロードバイク、Cannnondale SUPERSIX Hi-Modを当社のバイオレーサープレミアムでポジション見直しをした結果、ハンドル―サドル距離が大幅に伸びてしまい、クロモリロードよりも6cmも伸びてしまいました。用途が違うとはいえ、あまりにもサイズが小さいものに乗っているのは不都合なので、昨年買い替えを決意して選んだのがこのフレームというわけです。

130121master_02.JPG候補車種は4つあったのですが、その中でいちばん条件に合ったのがMASTERでした。その条件というのは、前のクロモリロードからの載せ替えなので、パーツとの相性が良いことでしたが、それ以外にもフレームパイプを星形に潰した『ジルコデザイン』に魅力を感じたこと、またサイズ的に好都合なものがすぐ手に入るという点でした。

レース的に使うロードバイクはSUPERSIXがあるので、このバイクのテーマは『誰もが知っている王道クロモリを街乗りで使い倒す!』です。しかし乗ってみると、予想以上に良いバイクで、疲労が溜まってきた状況でもどんどん踏み込める、加速性なども申し分ない。クロモリフレームながら、コルナゴがレーシングバイクとして作っているというのも頷けるものでした。もっと活躍の機会を与えてあげたいと思う一台です。




 こだわりPOINT 1  コンポーネント 

前回紹介したMountain Cat ZもSUNTOURでしたが、こちらもSUNTOUR。ロード最上位モデルのSUPERBE PROをほぼフルスペックで組み付けています。

130121master_05.JPGもともとの友人から譲り受けたバイクにSUPERBE PROが使われていて、それを引き継いだ形ですが、それでも全パーツがSUPERBE PROというわけではなかったので、長い年月をかけて新品(あるいはそれに近い)パーツを収集してきました。

130121master_06.JPGFD、チェーンホイール、ペダルもすべてSUPERBE PRO。特にペダルはチタンシャフトの高級モデルをインストール。ところがBBはイタリアンの純正が手に入らず、Campagnolo RecordのシールドBBを使っています。

130121master_07.JPGブレーキキャリパーはスプリングがアーム内部に内蔵されているので、見た目非常にスッキリ。分解すると二度と直せないと言われていますが・・・・・・。
ブレーキキャリパーとワイヤリングの相性を考え、ブレーキは左レバーで前を操作しています。このバイクを基準にしたため、私の所有バイクはすべてブレーキ左前です。



 こだわりPOINT 2  1990年代前半へのリスペクト 

コンポーネントがSUPERBE PROなわけだし、あまり現代的なスペックにはしたくない。目指すべきは、私がスポーツサイクルを乗り始めた、またパーツ年代でもある1990年代前半へのリスペクトです。
130121master_03.JPGもともと使っていたITMの
ステムを生かしたい。というか、現代的なダイレクトクランプは違和感がある。ということで、カタログには載っていないスレッドフォークに交換してもらいました。通常はダイレクトクランプのフォークがついてきますが、オーダー時に頼めばスレッドフォークにしてもらえます。ヘッドパーツ規格はイタリアン、これもSUPERBE PROです。

130121master_04.JPGこちらもカタログスペックには載っていない、ダブルレバー仕様。
ダブルレバーはインデックス対応になっていますが、リアハブとスプロケットはSHIMANOを使っているので若干相性が合わず、フリクションでドライブさせています。

そうそう、フレームもカタログには540mmは載っていません。既成サイズでは奇数の2cm刻みになっていますが、よくよく見てみるとジオメトリー表では1cm刻みで掲載されていて、これもオーダーができます。ですので、この540mmのフレームがたまたま在庫していたというのは、私にとっては運が良かったのです。



 こだわりPOINT 3  ホイール 


SUNTOURはベアリングの精度に定評があるブランドでした。ならば、使わないわけにはいきません。

130121master_08.JPG他社製品では鏡面仕上げのパーツは頻繁に磨かないと曇ってきてしまいますが、何故かSUNTOURのパーツの鏡面仕上げは曇りません。
そしてこのフロントハブ。噂に違わない回転の素晴らしいこと!少なくとも私が所有しているホイールのなかでいちばん回るし、ペダルを踏むのを止めても減速率が低く、気持ちよく転がり続けます。


たまたま手に入れた新品ハブが24ホールだったので、それに合うリムを探してたら出遭ったのがこれ。
130121master_09.JPGMAVIC CXP30ゴールド(クリンチャー)。
買った時にはピストライダーを中心に人気があるリムだとは知らなかった。多分ホール数の関係もあって需要が少なかったのでしょう。まあ、このリムが90年代っぽくないと言われることもありますが、気に入っています。

タイヤは組み上げたときにはSCHWALBE ULTREMO R.1のホワイトラインをつけていましたが、それも現代的だと言われ、イタリア繋がりでVITTORIA。特に深くは考えてないチョイスですw


ちなみにリアは上でも書きましたが、ハブにSHIMANO ULTEGRA 6500を使用。

リアハブ・スプロケットもSUPERBE PRO 8速用を確保していますが、先にレストアを終えたMounatin Cat ZのSUNTOURスプロケの変速があまりにも酷かったので、ここだけはSHIMANOのまま使い続けています。あっチェーンもSHIMANO HG-91(8速用)です。



 こだわりPOINT 4  サイクルコンピューター 

こちらも1990年代的チョイス。
130121master_10.JPGAVOCET 45。

1990年代前半は欧州のプロレーサーもほとんどがAVOCETのサイクルコンピューターを使っていました。このモデルは90年代でも後半に発売されたモデルで、有線でケイデンスも計れます。

130121master_11.JPGスピードセンサーはリアハブにつけた円形マグネットで計測します。


130121master_12.JPGこちらはケイデンスセンサー。

実はこのサイコン、故障が非常に多い!
普通に使っていただけなのに、もう何個壊したことか・・・・・・。それで廃れてしまったのかなという気がしますが、操作もそんなに難しくなく、デザイン的にも好き。
復活してくれないかなぁ?



 こだわりPOINT 5  そのほか 


130121master_13.JPGハンドルはITM。丸ハンドルではなく、シャロー。
ちょっと細くて最近は掌が痛くなるので、fi'zi:kのバーテープの下には同じくfi'zi:kのゲルを巻いてあります。

130121master_14.JPGサドルもfi'zi:k。大好きなアリオネ。
本当は前のクロモリロードで使っていたSan Marco ROLLSを使おうと思っていたのですが、フレームにアルカンシェルも入っているし、とりあえず合わせてみたらいい感じだったので、採用。
レールはk:iumなので、フースホフト限定モデルではありません。


130121master_15.JPGひと頃、非常に人気があったSUPERBE PROのNJS認定ピラー。
最近は割と安く手に入るので、ピスト人気も一段落した証拠かな?

130121master_16.JPGテールライトはknog. STROBEをシートチューブ下部に取り付け。
アルミやカーボンのフレームだとこうはいかない。チェーンホイールで隠れるので、普段は付いていることにも気づきませんが、意外と後方視認性は高いです。


ベースカラーはこんな感じで黒に白パーツという感じですが、たまに遊んで、

130121master_18.JPGジロ・デ・イタイリアをイメージしてサドルとバーテープをピンクにしてみたり。
あと一か所くらい、ピンクが加わると印象的なんだけど、いい場所がなかったです。
タイヤやっちゃうと派手になりすぎちゃうし。
ツールっぽく黄色ってもいい感じになるでしょうね。



130121master_17.JPG前所属の新宿本館時代はクロモリバイクばかり乗っていて、『クロモリマニア』扱いされていた私ですが、ここ最近シクロクロスやカーボンロードの出番が多く、異動後の渋谷本館でこれを組んだら、アルバイトのエリックが「これ、マノさんのバイクじゃない!」って否定されたり(笑)

しかしクロモリ、素材的には古いとか重いとか言っても、やっぱり味わい深く、楽しめるなぁ、って、改めて感じました。

最新鋭のバイクも良いです。でもすぐに最新鋭ではなくなります。
いつまでも変わらない価値観を持てるバイクって良いと思いません?

 



 過去のこだわりスタッフバイク 

RIDLEY SUPERCROSS130101manobike_01.JPG

Panaconic Mountain Cat Z 130117manobike_01.JPG

COLNAGO MASTER X LIGHT130121master_01.JPG

AUTHOR X-Control Team CX130209author_00.JPG Cannondale SuperSix Hi-Mod Team DSC00205.JPG Panasonic SPRING BOK130624manobike_01s.JPG

 

今後も順次、私のバイクを紹介していきます。


21th January 2013  author : ワイズロード渋谷本館 まのゆうすけ

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