【輝く大人たちへ】ツーリングコース紹介:北海道のオイシイトコ満喫!3~4泊の道東ツーリング
by: 間野 友輔

【コース概要】
女満別空港を起点に釧路空港までの道東縦断。
網走湖、オホーツク海を眺め、雄大な斜里岳を眺めつつ峠を越えて屈斜路湖へ。
温泉につかって一休みし、屈斜路湖を一周する林道ツーリングなども。
屈斜路湖から流れ出す釧路川に沿って南下し、釧路湿原を眺め、釧路空港でゴールです。



【ポイント・見どころ】
国内ではもっとも走りやすいと思われる北海道東部を3泊程度かけてゆったりツーリング。
どこまでも続くような長い道、雄大な風景、温泉など、見どころ満載。
飛行機を使えばアクセスも良く、ツーリング初心者にも優しい土地柄で、ツーリングが大好きになること間違いありません。


【距離】
315km


【総所要時間】
約5日間


【おすすめアイテム】
合計3日分の着換え、輪行袋、工具類(六角レンチ、ペダルスパナ、パンク修理セット等)、携帯空気入れ、リアキャリア、サイドバッグ、フロントバッグ、ライト(前照灯、テールライト)、ボトル、地図、カメラ、等々。
(テント泊の場合)テント、テント内マット、寝袋、
携帯調理コンロ、コッフェル(アウトドア用の小鍋)。
スマートフォンの地図機能や、GPSつきサイクルコンピューターなどは、宿泊まりで充電が可能な場合のみにしましょう。ライトも乾電池タイプをおすすめします。


このコースガイドは2010年8月に弊社スタッフが走ったコースを元に作成しています。
ガイドブックなどを参考にしてアレンジしてみてください。



現地までの移動方法ですが、時間があるなら電車などを使う手もありますが、ここは一気に羽田空港から女満別空港へ飛びます。

航空機輪行での注意点は、やや厚めの輪行袋を使い、内部に着替えなどでクッションを入れることです。国内の航空会社は自転車の扱いに比較的慣れていますが、輸送中の破損について責任を取らない旨の承諾書への記入を求められます。自衛策はしっかりしましょう。

また、持ち込み制限がかかる場合、追加料金がかかる場合があります。
詳しくは利用する航空会社に事前にご確認ください。
(女満別空港は比較的大きな路線ですが、小規模空港の路線では使用する飛行機の関係で断られる場合があります)


私が旅したのは8月。夜の便を使い、空港から数キロ先の女満別駅近くにある網走湖畔キャンプ場で一泊しました。旅慣れない方は日中に到着する便をおすすめします。DSC03216.JPG


知名度はあまりないですが、かなり大きな網走湖を北上し、まずは網走市街でいったん休憩し、食べ物やコンロ用の燃料などを調達しておきます。

オホーツク海を眺めつつ斜里へ向かいます。
海沿いだけだとつまらなくなるので、たまには一本外れた並走路線をさがしてみましょう。


DSC03260.JPGDSC03268.JPG国道は迷子になりにくいですが、なかなかこういった田舎道の風景には出会いにくいかもしれません。積極的に地図を読んで冒険してみましょう。

斜里のキャンプ場で一泊。
郊外に芝生のキレイなキャンプ場があります。お風呂は市街地で入浴だけ可能な宿泊施設もありますので、駅前の観光案内所で聞いてみましょう。

ここから屈斜路湖ヘは、峠をひとつ越えないといけません。
ほぼ標高ゼロメートルから318mの野上峠へ。
2010hokkaido_03.JPG登り始めると途中、あまり休みどころがありません。水分をたっぷり用意し、また日焼け防止で長袖・長ズボンなどを着用し、肌の露出を抑えましょう。汗をかくとブヨが寄ってきます。噛まれると腫れるので要注意です。

峠を下って川湯温泉駅で一休み。

DSC03310.JPG駅舎の右側に足湯があります。けっこう熱いですが、峠越えで疲れた足はバッチリ回復できます。

噴火活動を続ける硫黄山を横目に、川湯温泉郷を経由して屈斜路湖畔へ。
宿泊まりの方は川湯温泉に泊まるのが良いでしょう。
キャンパーはここで共同浴場を使うのもよし。この湯もけっこう熱いです。


DSC03328.JPG屈斜路湖
キャンパーの方は川湯温泉から20kmほど離れますが、和琴半島のキャンプ場が良いでしょう。湖畔の民営キャンプ場と、国設の林間のキャンプ場があります。お風呂は少し離れたところにある宿で入ることができます。

私はここで2泊し、屈斜路湖畔を回るオフロードの林道を走ったりしました。
ほとんど人が来ないので、事故や故障には気を付けてください。

少し離れた摩周湖もオススメです。かなり標高が上がりますので、脚力に自信がある方は登ってみるのも良いですが、川湯温泉駅からバスを使う手もあります。


余談ですが、火山地帯なので酸性ガスが発生しています。
DSC03362.JPG私が行った際は、強い雨にも遭い、一晩でチェーンが錆びてしまいました。
何かしらのオイルも携行することをお奨めします。


私はこの後、釧路へと南下しましたが、女満別空港を目指すコースもあります。
屈斜路湖を眺める美幌峠を越えて美幌~女満別空港という道です。
また峠越えなので大変ですが、晴れていれば屈斜路湖の絶景を眼下に眺めつつですので、休み休み登って景色を楽しんでください。私が20年前に登ったときはガスで何も見えませんでした(笑)


釧路までは川沿いをゆったり南下。
あまり標高差はないので、けっこうペダルは踏みます。
DSC03377.JPG釧路湿原が近づくと、アップダウンも増えてきます。


塘路湖キャンプ場で一泊し、釧路湿原を横切って釧路空港へ直行します。
釧路市街を経由しても良いでしょう。
DSC03407.JPG自然の川に見えますが、実は改修されて直線化されています。近年釧路湿原の乾燥化が問題になっていますが、この直線化が原因とも言われているのが残念です。

空港に向かう前に山花温泉によって旅の汗を流してから空港へ。

空港では巨大なタンチョウヅルがお出迎え。
DSC03420.JPGすぐ脇には、同サイズのシマフクロウもいます。そんなのいたら、人間は間違いなく喰われてしまうでしょう(笑)

健脚の方であれば、斜里から知床へ向かい、知床峠を上って北方領土を眺めつつ釧路、あるいは屈斜路湖へ向かうというコースも良いと思います。

平たん路ばかりというわけにはいきませんが、とにかく雄大な北海道らしい風景を満喫したい!という方には、道東がオススメです。





 



29th January 2013 author : ワイズロード渋谷本館 まのゆうすけ

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